ジャスティンミラノの血統、距離適性を分析する
ジャスティンミラノのデビューは2023年11月18日。
東京競馬場の芝2000m。
2人気で1着でした。
父はキズナ。
ちなみに直近7年の日本ダービー馬のデビュー戦は芝1800m以上。
いずれも勝ち上がっています。
同世代のみで行われる2歳から3歳春にかけてのG1戦線においては完成度が特に重要。
この記事では、
- ジャスティンミラノの父であるキズナ産駒
- BMSであるExceed And Excel
- 主戦騎手である戸崎圭太騎手
- 管理する友道康夫調教師
- 所有する三木正浩オーナー
の日本ダービーにおける実績や、先にデビューしているジャスティンミラノの上(兄姉)の実績、
ジャスティンミラノが出走したレース後のコメントなどを記載しています。
レース後のコメントをみれば、
ジャスティンミラノが出走したレース後のコメント
2024/04/14 皐月賞(G1) /馬体重:512(+10)
レース後のコメント 戸崎圭太騎手
前走も強い内容だったので、今回も馬を信じて騎乗させていただきました。返し馬の出だしで少し興奮しているところはありましたが、あとはどっしりした感じで、精神的にも安定していると思います。いいリズムで行けましたし、3コーナーから4コーナーで戸惑っていたのかなというところはありましたが、またハミをとって伸びていってくれました。初めての課題がいろいろありましたが、すぐクリアしてくれたのは能力の高さだと思います。この馬に関して、藤岡康太騎手が2週前、1週前と調教をしてくれまして、事細かく状態も教えていただきました。今日もパワーアップしていましたし、またさらにダービーに向けていい状態になってくると思います。楽しみです。いい騎乗ができたらと思います。
関係者のコメント
今日は馬の名前ではなく、「康太!康太!」と叫んでいました。1週前の追い切りに乗ってもらって、「1週前としては最高の追い切りになりました」と言っていたのが、彼と最後に交わした言葉になってしまいました。(藤岡康太騎手は)昨年の秋から能力の高さを感じてくれていて、ここまで育ててくれました。馬体がプラス10キロで「えっ!?」と思いました。しかし、いつも輸送で減る馬が、栗東にいる時と同じような体重で来られました。輸送も3回目で慣れて落ち着いていました。ストライドが大きい馬なので、ジョッキーとはスムーズな競馬をしたいと話していました。良いポジションで馬のリズムで、内にこだわらず、外々を回りたいねと話していました。ゲートを上手く出て、4、5番手につけましたが、(1000mが)57秒5と出て、そこだけが心配でした。そのペースで走るのは初めてだったので、戸惑っていました。しかし、坂を上がったぐらいからエンジンがかかって、最後まで伸びてくれました。皐月賞の前からダービーの方が競馬しやすいと思っていましたし、改めて皐月賞馬として二冠目を狙いたいです
2024/02/11 共同通信杯(G3) /馬体重:502(+2)
レース後のコメント 戸崎圭太騎手
調教にも乗っておらずテン乗りでしたが、映像を見て良い馬だというのは感じていました。乗りやすかったですし、強い勝ち方ができたと思います。スタートは決まらなかったのですが、ペースも遅くなりそうだったので位置を取りにいきました。手応えは十分にありましたし、追ってからも味のある馬で、強かったです。乗りやすかったので距離も問題ないと思います。
2023/11/18 2歳新馬 /馬体重:500(0)
レース後のコメント T.マーカンド騎手
強いです。スローペースで、馬がだんだん良くなっていきました。最後の2ハロン半くらいはすごく力強く走ってくれました。これから楽しみな馬だと思います。距離は2400mくらいでも良いと思います。馬体が大きいぶん手足が長過ぎて、動きがバラバラになってしまう感覚がなきにしもあらずですが、しっかりしてくれば楽しみです。未来がある馬です。
ジャスティンミラノと同じマーゴットディドを母に持つ競走馬の成績一覧
春のクラシックで重要なのは完成度。
以下、ジャスティンミラノの上、兄、姉の戦績です。
期間は2歳から3歳の5月まで。
この期間中にキャリアのピークを迎えていたらマーゴットディドの仔は仕上がりが早い傾向にあるといえます。
ピエトラサンタ 牡 (父:Frankel)の指定期間内の成績
インザーギ 牡 (父:ハーツクライ)の指定期間内の成績
種牡馬キズナ産駒の日本ダービーにおける実績
キズナ産駒の日本ダービーの出走回数は、3回。
結果は【0-0-0-3】
※集計期間は2015年以降
実績と内訳
集計期間におけるキズナ産駒の実績の内訳は以下の通りです。
BMS Exceed And Excelの日本ダービーにおける実績
Exceed And ExcelをBMSに持つ馬が日本ダービーに出走した履歴はありません
※集計期間は2015年以降
戸崎圭太騎手の日本ダービーにおける実績
世代の頂点を決めるレースですから同レースにおける鞍上の実績は重要です。
ジャスティンミラノの直近の出走予定のレースに騎乗予定の騎手が主戦ジョッキーであると仮定して、戸崎圭太騎手のダービーにおける実績を集計しました。
※集計期間は2015年以降
実績と内訳
集計期間における戸崎圭太騎手の実績は日本ダービーに6回騎乗して結果は【0-2-0-4】
内訳は以下の通りです。
友道康夫調教師の日本ダービーにおける実績
友道康夫調教師の管理馬が日本ダービーに出走した回数は、10回。
騎乗して結果は【3-0-0-7】
※集計期間は2015年以降
実績と内訳
集計期間における産駒の実績の内訳は以下の通りです。
三木正浩オーナーの日本ダービーにおける実績
三木正浩オーナーの所有馬の出走回数は、2回。
結果は【0-0-0-2】
※集計期間は2015年以降
実績と内訳
集計期間における産駒の実績の内訳は以下の通りです。