アリストテレスの血統、距離適性を分析する
アメリカジョッキーC(G2)への出走を予定しているアリストテレス。
父はエピファネイア、BMS(母の父)はディープインパクトですが、
3歳の夏以降にもなれば、血統云々に関係なく個体としての距離適性がより明確になってきます。
同世代限定の競争ではなく完成されたトップレベルの3歳・古馬との対戦で好走するには得意な条件であることが求められます。
集計期間は2015年以降のJRAの主催競走の成績のみに限っています。※地方・海外の成績は含みません。この記事ではアメリカジョッキーC(G2)に出走を予定している
アリストテレスの重賞競走における実績
レース後のコメント
脚質、距離や馬場適性に関する集計
アリストテレスの父であるエピファネイア産駒のアメリカジョッキーC(G2)における実績
騎乗予定の武豊騎手、管理する音無秀孝調教師のアメリカジョッキーC(G2)における実績
を記載しています
主要なレース後の騎手や関係者のコメントを見れば、アリストテレスの距離や脚質、重馬場などへの適性やその他のポテンシャルも掴めるはずです。
アリストテレスの重賞競走における実績
以下のデータ集計はG3以上の条件におけるアリストテレスの成績と内訳です。
騎手や関係者のレース後のコメントが拾えているものに関してはレース結果に追記しています。
実績と内訳
2022/12/25 有馬記念(G1) /馬体重:484(+6)
レース後のコメント 武豊騎手
かかってしまったね。距離を詰めたほうがいいかな
2022/10/10 京都大賞典(G2) /馬体重:478(-10)
レース後のコメント 鮫島克駿騎手
きょうは前目で競馬をしました。芝コースは稍重でも時計が速いと感じていたので、後ろからより前目で対応しました。一瞬抜け出すようなところがありましたが、すぐに失速してしまいました。音無調教師も使いつつ良くなるタイプだと言っていましたので、次に期待したいです
2022/05/29 目黒記念(G2) /馬体重:488(+14)
レース後のコメント 武豊騎手
本来の状態ではなかった。ケガして休んでいた分、追い切りの動きも気になっていた。
2021/12/26 有馬記念(G1) /馬体重:474(-6)
レース後のコメント 武豊騎手
レース前は気が入りすぎていて、馬群から離して走りました。良く走っていると思います
2021/11/28 ジャパンC(G1) /馬体重:480(+8)
レース後のコメント 横山武史騎手
行けるなら行こうと思っていましたし、途中から捲られても大丈夫でした。反応も良かったです。ただ終いはきつくなってしまいました
2021/10/10 京都大賞典(G2) /馬体重:472(+2)
レース後のコメント M.デムーロ騎手
ジリジリとした脚の馬で、スパッと切れるタイプではなかったので、早めに(キセキに)併せに行きたかったですね。でも内が開かず、外に出す時に脚を使って、久々の分と合わせて最後に甘くなりました。でもよく頑張りました。折り合いもついて流れも良く、全体的には良かったと思います
2021/06/27 宝塚記念(G1) /馬体重:470(-4)
レース後のコメント 武豊騎手
狙ったポジションは取れましたが、4コーナー手前あたりから馬場の悪くなるところで、手応えが悪くなってしまいました。綺麗な馬場の方が良さそうです
2021/05/02 天皇賞(春)(G1) /馬体重:474(-6)
レース後のコメント C.ルメール騎手
前回より良い競馬でした。レースは問題なく、ペースも良かったです。最初の1000mはリラックスしていて道中は自信がありました。最後のコーナーで忙しくなりました。エンジンがかかるのに時間が掛かります。まだ4歳で身体が柔らかい中で、この距離のレコード決着ですからね。この距離は長いと思います。2400mまでが良いのかもしれません。
2021/03/21 阪神大賞典(G2) /馬体重:480(+2)
レース後のコメント C.ルメール騎手
ずっと勝ち馬の後ろでした。最初は掛かっていました。直線は反応しましたが、突然苦しくなりました。敗因は馬場かもしれません。
2021/01/24 アメリカジョッキーC(G2) /馬体重:478(+4)
レース後のコメント C.ルメール騎手
全馬にとって、今日の馬場コンディションは難しく、重い馬場の血統が大事でした。速いスピードは出ませんでしたが、手応えは良かったです。だんだんペースアップして4コーナーで勝つ自信はありましたが、直線は長かったです。今日はトップコンディションでなくてもGIIを勝てました。良くなればGIを勝てるチャンスはあると思います。
関係者のコメント
ジョッキーは先週乗った時に太かったと心配していましたし、今日もそんな感じだったと言っていました。自信はありませんでしたが、今日は地力の高さで勝ってくれました。目標の春の天皇賞まで日もありますから、次は阪神大賞典か日経賞になると思います。
2020/10/25 菊花賞(G1) /馬体重:474(+8)
レース後のコメント C.ルメール騎手
凄くいい競馬ができました。精一杯走りました。スタートして良いポジションにつけられました。コントレイルの外でリラックスできて、マークしていきましたが、4コーナーで相手が前に出ました。直線は2頭で闘っていました。最後の150mだけ、アリストテレスのフルパワーを使っていました。すごく良い結果を出せて嬉しいです。コントレイルにおめでとうですね。強すぎます。
アリストテレスの脚質、距離適性に関する集計データ
集計は過去一年の国内における競走成績のみを対象としています。
馬場コンディション別実績
馬場コンディション別の戦績は以下のとおり。
競馬場距離別実績
過去一年間、出走した競馬場、距離別の戦績です。
4コーナーのポジション別実績
競走において最終コーナーのポジションは重要です。
便宜上、ポジションに4つの区分を設けて、区分別に実績を明記しています。
すべての区分で戦績が安定していれば、脚質的に自在性が高い馬といえるでしょうし、偏りがあれば脚質や得意な展開を特定するのに役立つかもしれません。
1-4番手以内の実績
実績は1回
結果は【0-0-0-1】
獲得賞金の合計は ¥
5-8番手以内の実績はありません。
9-12番手以内の実績はありません。
13-18番手以内の実績
実績は2回
結果は【0-0-0-2】
獲得賞金の合計は ¥0
種牡馬エピファネイアのアメリカジョッキーC(G2)における実績
エピファネイア産駒のアメリカジョッキーC(G2)の出走回数は、2回。
結果は【1-0-0-1】
※集計期間は2015年以降
実績と内訳
集計期間におけるエピファネイア産駒の実績の内訳は以下の通りです。
武豊騎手のアメリカジョッキーC(G2)における実績
G2レースなので同レースにおける鞍上の実績は重要です。
アリストテレスの直近のレースに騎乗した騎手が主戦ジョッキーであると仮定して、武豊騎手のアメリカジョッキーC(G2)における実績を集計しました。
実績と内訳
集計期間における武豊騎手の実績はアメリカジョッキーC(G2)に2回騎乗して結果は【1 – 0 – 0 – 1】
内訳は以下の通りです。
音無秀孝調教師のアメリカジョッキーC(G2)における実績
音無秀孝調教師の管理馬がアメリカジョッキーC(G2)に出走した回数は、7回。
結果は【2-0-0-5】
実績と内訳
集計期間における産駒の実績の内訳は以下の通りです。