ダイアトニックの血統、距離適性を分析する
阪神C(G2)への出走を予定しているダイアトニック。
父はロードカナロア、BMS(母の父)はサンデーサイレンスですが、
3歳の夏以降にもなれば、血統云々に関係なく個体としての距離適性がより明確になってきます。
同世代限定の競争ではなく完成されたトップレベルの3歳・古馬との対戦で好走するには得意な条件であることが求められます。
集計期間は2015年以降のRAの主催競走の成績のみに限っています。※地方・海外の成績は含みません。この記事では阪神C(G2)に出走を予定している
ダイアトニックの重賞競走における実績
レース後のコメント
ダイアトニックの父であるロードカナロア産駒の阪神C(G2)における実績
騎乗予定の岩田康誠騎手、管理する安田隆行調教師の阪神C(G2)における実績
を記載しています
主要なレース後の騎手や関係者のコメントを見れば、ダイアトニックの距離や脚質、重馬場などへの適性やその他のポテンシャルも掴めるはずです。
ダイアトニックの重賞競走における実績
以下のデータ集計はG3以上の条件におけるダイアトニックの成績と内訳です。
騎手や関係者のレース後のコメントが拾えているものに関してはレース結果に追記しています。
実績と内訳
2022/10/29 MBS賞スワンS(G2) /馬体重:472(-6)
レース後のコメント 岩田康誠騎手
スタートがカギな馬で、前回も出てくれましたし、今回も他の馬以上に出てくれて、どこでもポジションを取れるところにいられました。抜け出す時も速かったですし、そこからも余裕がありました。前回はGIで4着に来てくれていたので、ここでは負けられないという気持ちで乗っていました。きょうは走り切った感があります。厩舎サイドやスタッフがこれだけ馬を作ってくれたので、次に向けていいステップになったと思います。馬も気持ちよく栗東に帰れるのではないでしょうか
2022/10/02 スプリンターズS(G1) /馬体重:478(0)
レース後のコメント 岩田康誠騎手
ゲートを出過ぎてしまって番手は良かったんだけど、その後の並びが悪かった。それでも止まらず走っています
2022/06/05 安田記念(G1) /馬体重:478(+4)
レース後のコメント 岩田康誠騎手
結果的には、迷いなくハナに行くべきでした。スタートしてから3コーナーまでが力んでしまったので、今日はそこが敗因ですね
2022/03/27 高松宮記念(G1) /馬体重:474(-4)
2022/02/27 阪急杯(G3) /馬体重:478(-2)
レース後のコメント 岩田康誠騎手
前回金杯に乗せて頂いて、刺激を与えられての結果だと思います。低迷はしていましたが、厩舎関係者、牧場関係者のみなさんの熱い思いがこの勝利につながったのだと思います。スタートはこんなものです。行っても良いと思ったのですが、冷静にというか逃げ馬の後ろから行きました。最後はこじ開けたようになりましたが、力があるからこそ瞬発力で狭いところも割って行けました。脚が無ければ自爆というかおじゃんになってしまうので、馬の脚に感謝したいです。一瞬の脚はすごいものを持っていますし、この勝利で馬はもっと気持ちが乗ると思います。この後は大舞台で良い結果が出るんじゃないかと思います。2年前はクリノガウディーであり、この馬でありモヤモヤな競馬をしましたが、正々堂々と挑めるんじゃないかと思います
2022/01/05 スポニチ賞京都金杯(G3) /馬体重:480(+8)
2021/08/29 キーンランドC(G3) /馬体重:472(-2)
レース後のコメント 池添謙一騎手
体は減っていましたが中身が休み明けという感じでした。一度使ってどこまで良くなるかですね
2020/10/04 スプリンターズS(G1) /馬体重:474(-2)
2020/08/30 キーンランドC(G3) /馬体重:476(+2)
レース後のコメント 武豊騎手
全然進んでいきませんでした。高松宮記念で道悪はこなしていますが、洋芝はまた違います。58kgを背負っていましたが、それにしてもという内容で、外に出しても伸びませんでした
2020/06/21 函館スプリントS(G3) /馬体重:474(+2)
レース後のコメント 武豊騎手
ハナを切っても良いくらいの気持ちもありましたから、スタート良く迷うことなく、前に行きました。初めて騎乗しましたが、高いスプリント能力を感じます。今後が楽しみですね。
2020/03/29 高松宮記念(G1) /馬体重:472(+2)
レース後のコメント 北村友一騎手
前回降着となったのにまた騎乗依頼を頂けて有難かったです。今日は結果を残したかったのですが、不利もあって結果が残せませんでした。
2020/03/01 阪急杯(G3) /馬体重:470(-14)
レース後のコメント 北村友一騎手
競馬として迷惑をかけてしまったことは申し訳なく思います。馬に関しては1600mを使ってきたところから今回1400mになり、200m距離短縮ということもあるので、ゲートが決まればいつもと違うリズムで前々で運ぶレースをしたいと思っていたので、それに応えてくれて、しっかりと反応してくれて内容のある競馬だったと思います。
2020/01/05 スポニチ賞京都金杯(G3) /馬体重:484(+12)
レース後のコメント 北村友一騎手
内目の枠で、距離ロスなく運びたいと思っていました。いい位置からいい進路をとれましたし、追ってからも反応しています。ただ最後は脚色が一緒になりました。そこは斤量の差があったのかもしれません。
2019/11/17 マイルチャンピオンS(G1) /馬体重:472(-4)
レース後のコメント C.スミヨン騎手
内枠が欲しかったですが外枠になりました。今の京都は外差しが多いので、外へ出すか内を突くかの2つのプランを考えていました。前回より伸びなかったのは距離なのか、疲れていたからなのか、脚をためられなかったからでしょうか……。止まっていないことを考えると距離は大丈夫だと思います。
2019/10/26 毎日放送賞スワンS(G2) /馬体重:476(0)
レース後のコメント C.スミヨン騎手
今日は外枠を引いていましたから、ポジションを心配していました。スタートが良くて、内側の状態が良くない中で、外へ行けたのが良かったです。人気を集めていたモズアスコットが差し馬ということは研究して分かっていました。そのモズアスコットの後ろになって、差せるのか心配していましたが、よく差してくれました。
2019/03/30 ダービー卿チャレンジ(G3) /馬体重:474(0)
レース後のコメント 北村友一騎手
ストライドの小さな馬なので、外々を回る競馬はしたくありませんでした。立ち回りとしてはこの枠なりには良かったと思いますが、枠は内の方が良かったです
種牡馬ロードカナロアの阪神C(G2)における実績
ロードカナロア産駒の阪神C(G2)の出走回数は、6回。
結果は【0-0-0-6】
※集計期間は2015年以降
実績と内訳
集計期間におけるロードカナロア産駒の実績の内訳は以下の通りです。
岩田康誠騎手の阪神C(G2)における実績
G2レースなので同レースにおける鞍上の実績は重要です。
ダイアトニックの直近のレースに騎乗した騎手が主戦ジョッキーであると仮定して、岩田康誠騎手の阪神C(G2)における実績を集計しました。
実績と内訳
集計期間における岩田康誠騎手の実績は阪神C(G2)に6回騎乗して結果は【0 – 0 – 0 – 6】
内訳は以下の通りです。
安田隆行調教師の阪神C(G2)における実績
安田隆行調教師の管理馬が阪神C(G2)に出走した回数は、2回。
結果は【0-0-0-2】
実績と内訳
集計期間における産駒の実績の内訳は以下の通りです。