パンサラッサの血統、距離適性を分析する
ジャパンC(G1)への出走を予定しているパンサラッサ。
父はロードカナロア、BMS(母の父)はモンジューですが、
3歳の夏以降にもなれば、血統云々に関係なく個体としての距離適性がより明確になってきます。
同世代限定の競争ではなく完成されたトップレベルの3歳・古馬との対戦で好走するには得意な条件であることが求められます。
集計期間は2015年以降のJRAの主催競走の成績のみに限っています。※地方・海外の成績は含みません。この記事ではジャパンC(G1)に出走を予定している
パンサラッサの重賞競走における実績
レース後のコメント
脚質、距離や馬場適性に関する集計
パンサラッサの父であるロードカナロア産駒のジャパンC(G1)における実績
騎乗予定の吉田豊騎手、管理する矢作芳人調教師のジャパンC(G1)における実績
を記載しています
主要なレース後の騎手や関係者のコメントを見れば、パンサラッサの距離や脚質、重馬場などへの適性やその他のポテンシャルも掴めるはずです。
パンサラッサの重賞競走における実績
以下のデータ集計はG3以上の条件におけるパンサラッサの成績と内訳です。
騎手や関係者のレース後のコメントが拾えているものに関してはレース結果に追記しています。
実績と内訳
2022/10/30 天皇賞(秋)(G1) /馬体重:472(+2)
レース後のコメント 吉田豊騎手
最近少しモタモタする所がありましたが、今日は雰囲気も良くゲートだけに集中していました。枠も良く、そのまま行かせてハイペースだと思いましたが馬の気分に任せてレースを進めました。涼しくなって調子も良くなり、最後まで頑張ってくれただけに何とかしたかったのですが残念です
関係者のコメント
57秒台で行って59秒台で上がれば勝てると考えていました。さすがに59秒台では上がれませんでした。涼しくなって馬がシャキッとしてきました。宝塚記念や札幌記念ではおっつけながらあの程度の逃げでしたが、今日は普通に走ってあのペースでした。状態が上がっていました。負けた悔しさより馬を褒めてあげたいです。この後は短期放牧を挟んで、香港カップに向かう予定です。勝ちにいきます
2022/08/21 札幌記念(G2) /馬体重:470(-6)
レース後のコメント 吉田豊騎手
この馬なりに最後までらしさを出せて、ちょっと出られてからも最後まで食い下がりました。前走もそうですが、(前より)二の脚がなくて、今日も行くまでに苦労しました。タフな馬場は合っている。3、4コーナーでセーフティーリードを取れれば、また違ったと思います
関係者のコメント
この馬なりにらしさを出してくれて、勝ち馬によく食い下がりました。二の脚が遅くて、行くまでに苦労したのですが、行き切ってからは楽でした。タフな馬場も合っています。3~4コーナーでもう少し突き放していきたかったです。そこでセーフティリードが取れていれば良かったです
2022/06/26 宝塚記念(G1) /馬体重:476(0)
レース後のコメント 吉田豊騎手
スタートはこういうときもあります。1コーナーまでには気分良く行けましたが、あとは自分のペースでと思いました。やはり後ろからあれだけ早く来られると・・・。自分のペースで淡々と行ってはいるんですが、ラスト1Fで止まっているという感じではありません。最後は伸びるというよりは踏ん張るという感じですからね。そこまでにセーフティーリードが欲しいですからね。勝ち馬が自分のペースで来ましたから、きつかったです。もっと渋る馬場になったらどうかという思いはあります。ベストは2000mぐらいの距離ですね
2022/02/27 中山記念(G2) /馬体重:482(+2)
レース後のコメント 吉田豊騎手
レース前にこの馬の競馬をして欲しいと言われていたので、後続に脚を使わせる競馬をしようと思っていました。スタートが良くて、なんとかハナへ行きたいと思っていたので思い切って出して行きました。ハナへ立ってからはこの馬のペースで走れました。直線ではリードがあったので大丈夫だろうと思って追っていました。この馬自身今回は返し馬からしっかりしていて、ゲートも大人しくて精神的にも成長していると感じました。自分の競馬が出来ると本当に強い馬です
2021/12/26 有馬記念(G1) /馬体重:480(+6)
2021/11/14 福島記念(G3) /馬体重:474(-2)
レース後のコメント 菱田裕二騎手
ハナに行こうと考えていました。道中はペースが速いとは感じていましたが馬の勢いが良かったですし、馬の邪魔をしないよう最後まで体力を温存して走らせることを考えました。直線の短い福島ですし、後続を待たずに4コーナーから動いて行きました。追っての反応が良く、これならという感じでした
2021/04/25 読売マイラーズC(G2) /馬体重:476(+6)
2021/02/28 中山記念(G2) /馬体重:470(+2)
2020/09/27 神戸新聞杯(G2) /馬体重:474(+16)
2020/07/05 ラジオNIKKEI賞(G3) /馬体重:458(-4)
レース後のコメント 三浦皇成騎手
ゲートが決まって、あの位置(3番手)になりました。勝った馬も強かったですが、外枠もきつかったです。内枠なら、また違ったかもしれません。欲を言うなら、もっと馬場が湿っていたら良かったです。
2020/03/08 報知弥生ディープ記念(G2) /馬体重:452(0)
レース後のコメント 坂井瑠星騎手
好位で楽に追走できたがペースが上がって脚も上がった。
2019/12/28 ホープフルS(G1) /馬体重:456(-2)
レース後のコメント 坂井瑠星騎手
切れ味のあるタイプではないので、意識的に出していきました。勝ち馬に早めに交わされましたが、よく頑張っています。
パンサラッサの脚質、距離適性に関する集計データ
集計は過去一年の国内における競走成績のみを対象としています。
馬場コンディション別実績
馬場コンディション別の戦績は以下のとおり。
競馬場距離別実績
過去一年間、出走した競馬場、距離別の戦績です。
4コーナーのポジション別実績
競走において最終コーナーのポジションは重要です。
便宜上、ポジションに4つの区分を設けて、区分別に実績を明記しています。
すべての区分で戦績が安定していれば、脚質的に自在性が高い馬といえるでしょうし、偏りがあれば脚質や得意な展開を特定するのに役立つかもしれません。
1-4番手以内の実績はありません。
5-8番手以内の実績はありません。
9-12番手以内の実績はありません。
13-18番手以内の実績はありません。
種牡馬ロードカナロアのジャパンC(G1)における実績
ロードカナロア産駒のジャパンC(G1)の出走回数は、2回。
結果は【2-0-0-0】
※集計期間は2015年以降
実績と内訳
集計期間におけるロードカナロア産駒の実績の内訳は以下の通りです。
吉田豊騎手のジャパンC(G1)における実績
G1レースなので同レースにおける鞍上の実績は重要です。
パンサラッサの直近のレースに騎乗した騎手が主戦ジョッキーであると仮定して、吉田豊騎手のジャパンC(G1)における実績を集計しました。
集計期間における吉田豊騎手の ジャパンC(G1)における実績はありませんでした。
矢作芳人調教師のジャパンC(G1)における実績
矢作芳人調教師の管理馬がジャパンC(G1)に出走した回数は、5回。
結果は【1-1-0-3】
実績と内訳
集計期間における産駒の実績の内訳は以下の通りです。
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