エフフォーリアの血統、距離適性を分析する
京都記念(G2)への出走を予定しているエフフォーリア。
父はエピファネイア、BMS(母の父)はハーツクライですが、
3歳の夏以降にもなれば、血統云々に関係なく個体としての距離適性がより明確になってきます。
同世代限定の競争ではなく完成されたトップレベルの3歳・古馬との対戦で好走するには得意な条件であることが求められます。
集計期間は2015年以降のJRAの主催競走の成績のみに限っています。※地方・海外の成績は含みません。この記事では京都記念(G2)に出走を予定している
エフフォーリアの重賞競走における実績
レース後のコメント
脚質、距離や馬場適性に関する集計
エフフォーリアの父であるエピファネイア産駒の京都記念(G2)における実績
騎乗予定の横山武史騎手、管理する鹿戸雄一調教師の京都記念(G2)における実績
を記載しています
主要なレース後の騎手や関係者のコメントを見れば、エフフォーリアの距離や脚質、重馬場などへの適性やその他のポテンシャルも掴めるはずです。
エフフォーリアの重賞競走における実績
以下のデータ集計はG3以上の条件におけるエフフォーリアの成績と内訳です。
騎手や関係者のレース後のコメントが拾えているものに関してはレース結果に追記しています。
実績と内訳
2022/12/25 有馬記念(G1) /馬体重:532(+12)
レース後のコメント 横山武史騎手
今日は今年の中で一番良かったです。陣営が色々と工夫してくれました。おかげで、したかったことはできました。負けはしましたが、得るものもありました。頑張ってくれたと思います。
2022/06/26 宝塚記念(G1) /馬体重:520(-2)
レース後のコメント 横山武史騎手
ペースが速すぎてついて行くのに精一杯でした。向正面で鞭を入れるぐらいで、ついていけなかったです。ここまで速いと溜めることができず、抱える暇もなく直線を迎えてしまいました
2022/04/03 大阪杯(G1) /馬体重:522(+6)
レース後のコメント 横山武史騎手
普段は金曜、土曜と調教に乗れているのですが、輸送で乗れないということで返し馬に乗ったときにピリッとさせるようにしたつもりでしたが、今日はハミを取らなかったというかこの馬らしさがなくて、終始もっと早めに踏んで3コーナーぐらいから行きたかったのですが動けるような余力がありませんでした。一週前で重かったので、メリハリが無く、そのメリハリの無さが今日もろに出てしまったのかもしれません
2021/12/26 有馬記念(G1) /馬体重:516(+2)
レース後のコメント 横山武史騎手
皆さんご存知の通り、僕の不甲斐ない騎乗によって騎乗停止になってしまい、有馬記念を勝てて嬉しいですが、心の底から喜べないのが残念です。公式会見でも言った通り、天皇賞(秋)が120%だったので、それに比べると落ちたかなという感じですが、それでも高い能力のある馬。(能力の)8割、9割出してくれればという思いでしたし、本当に馬が頑張ってくれて、良い結果が出て良かったです。初めての2500mで、一番長い距離だったので、折り合いが不安でしたが、すごく良い所でリラックスして走れましたし、ダービーの時と違い、余計なファイトをすることなく走ってくれて、道中すごく良いリズムで直線に向かえました。内側からディープボンドも来ていましたし、がむしゃらに追って、それに応えてくれた馬に感謝です。ありがとう、といつも思っていますが、良い思いも、悔しい思いも一杯経験させてくれた馬、特別な馬でまた一つ積み重ねられて良かったです
関係者のコメント
皆さんの応援のおかげで、期待に応えられたと思います。ジョッキーは、ここまでの状態は少し物足りないと話していましたが、体調は良くなっていましたし、元気も良かったので、それほど心配していませんでした。金曜日に坂路で調整した時には雰囲気が良かったので、天皇賞の時とほぼ同じ状態に近づいていると思いました。パドックでもいつも通り穏やかな感じで、落ち着いて歩いていていいな、と感じました。ジョッキーには『武史が一番上手いから信じて乗ってこい』と伝えました。レースでは、前が少し速くなったので後ろの位置になりましたが、折り合いはついていたので、最後は必ず脚を使ってくれると思いながら見ていました。ゴールの瞬間はホッとした感じです。(今後について)ひとまず明日放牧に出し、十分にケアして、それから考えたいと思います
2021/10/31 天皇賞(秋)(G1) /馬体重:514(+4)
レース後のコメント 横山武史騎手
初めての古馬との対戦でしたが、スタートの上手な馬なので、前々でレースができると思って安心して見ていました。ダービーではオーナーはじめ、厩舎スタッフみんな悔しい思いをしてきたので、みんなで力を合わせてここまでやってきました。馬は春と比べてだいぶ体つきも筋肉質になってひと回り大きくなってパワーがついたというか、見栄えのする馬になりました。オーナーや牧場などみんなと相談して、このレースを選択したのがベストの選択だったと思います。(19年ぶりの3歳馬の勝利について)僕もシンボリクリスエスに少し携わっていましたが、素晴らしい馬でした。この馬も少しでも近づけたら、と思っていました。よく頑張ってくれました。藤沢先生にも大変お世話になって、追いつけはしないんですが、少しは近づけたかなと思っています。レース後は『おめでとう』と声を掛けて頂きました。すごく嬉しいです
関係者のコメント
ダービーのこともあって、人生で初めて嬉し泣きしました。コロナ禍でも競馬場に入れる人数が増えていて、その中で競馬に乗れることに感謝したいです。ファンの皆様の前で勝てて本当に良かったです。スタートは上手いですし、競馬も器用なので、僕は本当に馬の邪魔をしないように馬の力を信じて乗るだけだと思いました。道中も理想的なポジションでしたし、変にインにこだわらないで、多少外を回ってもいい、という思いで乗りました。2週続けてGIを勝たせて頂けたのは、タイトルホルダーもエフフォーリアもどちらも良い馬ですし、こんな良い馬を任せて頂いた関係者、オーナーの皆様に感謝しています。(親子三代制覇は)デビューした時に勝ちたいGIとして天皇賞(春)を親子三代制覇できるかなと挙げていたのですが、今回(秋)ですが、親子三代で勝つことを達成できたのは本当に良かったと思います
2021/05/30 東京優駿(G1) /馬体重:510(+6)
レース後のコメント 横山武史騎手
人気に応えることが出来なくて、申し訳なかったです。流れが遅い中、少し力んでいましたがよく走っていました。最後は勝ち馬にキレ負けしてしまいました
関係者のコメント
上手く流れに乗れました。前も空いて最後もバテずに走っていました。最後はキレ負けです。あの差は悔しいですね。でもそれが競馬。ジョッキーも上手く乗ってくれました。またやり直しです
2021/04/18 皐月賞(G1) /馬体重:504(-10)
レース後のコメント 横山武史騎手
最高です!デビューから乗せていただいている馬で、ここまで順調に来ていたので、良い結果をと思っていましたし、それを現実にできてよかったです。プレッシャーもすごかったのですが、自分が今出せるだけの技術を発揮して、この馬の力を発揮できれば絶対勝てると自分に言い聞かせて勝負に臨みました。ペースが思ったよりも流れなかったので、良いポジションを取れましたし、4コーナーは狭い所にいましたが良く割ってくれました。無敗でGIを取ることが出来て本当に嬉しいです。次はもっと大きなレースになると思いますが、さらなるプレッシャーがかかることになっても、僕自身もっともっと成長して挑みたいです
2021/02/14 共同通信杯(G3) /馬体重:514(+4)
エフフォーリアの脚質、距離適性に関する集計データ
集計は過去一年の国内における競走成績のみを対象としています。
馬場コンディション別実績
馬場コンディション別の戦績は以下のとおり。
競馬場距離別実績
過去一年間、出走した競馬場、距離別の戦績です。
4コーナーのポジション別実績
競走において最終コーナーのポジションは重要です。
便宜上、ポジションに4つの区分を設けて、区分別に実績を明記しています。
すべての区分で戦績が安定していれば、脚質的に自在性が高い馬といえるでしょうし、偏りがあれば脚質や得意な展開を特定するのに役立つかもしれません。
1-4番手以内の実績
実績は1回
結果は【0-0-0-1】
獲得賞金の合計は ¥40,000,000
5-8番手以内の実績はありません。
9-12番手以内の実績
実績は2回
結果は【0-0-0-2】
獲得賞金の合計は ¥0
13-18番手以内の実績はありません。
種牡馬エピファネイアの京都記念(G2)における実績
エピファネイア産駒が京都記念(G2)に出走した履歴はありません
※集計期間は2015年以降
横山武史騎手の京都記念(G2)における実績
G2レースなので同レースにおける鞍上の実績は重要です。
エフフォーリアの直近のレースに騎乗した騎手が主戦ジョッキーであると仮定して、横山武史騎手の京都記念(G2)における実績を集計しました。
集計期間における横山武史騎手の 京都記念(G2)における実績はありませんでした。
鹿戸雄一調教師の京都記念(G2)における実績
鹿戸雄一調教師の管理馬が京都記念(G2)に出走した回数は、3回。
結果は【0-0-0-3】
実績と内訳
集計期間における産駒の実績の内訳は以下の通りです。