ダノンザタイガーの血統、距離適性を分析する

ダノンザタイガーのデビューは2022年06月12日。

東京競馬場の芝1800m。

1人気で2着でした。

父はハーツクライ。

ちなみに直近7年の日本ダービー馬のデビュー戦は芝1800m以上。

いずれも勝ち上がっています。

同世代のみで行われる2歳から3歳春にかけてのG1戦線においては完成度が特に重要。

この記事では、

  • ダノンザタイガーの父であるハーツクライ産駒
  • BMSであるTale of the Cat
  • 主戦騎手である川田将雅騎手
  • 管理する国枝栄調教師
  • 所有するダノックス

の日本ダービーにおける実績や、先にデビューしているダノンザタイガーの上(兄姉)の実績、

ダノンザタイガーが出走したレース後のコメントなどを記載しています。

レース後のコメントをみれば、ダノンザタイガーの気性や距離適性、現時点での仕上がりなどがある程度わかるのではないかと思います。

ダノンザタイガーが出走したレース後のコメント

2023/02/12 共同通信杯(G3) /馬体重:502(+2)

競馬場 距離 頭数 馬番 人気 着順 馬場 タイム 上り 通過
東京 芝1800 12 1 1 3 1:47.2 33.6 5-6-6

関係者のコメント

tr-これも競馬ですからね……。うまいことスッキリ走れませんでした。最後の最後に来ましたけどね。馬の状態を確認して、今後のことを考えます。

2022/11/19 東京スポーツ杯2歳S(G2) /馬体重:500(+12)

競馬場 距離 頭数 馬番 人気 着順 馬場 タイム 上り 通過
東京 芝1800 11 6 2 2 1:45.9 34 7-7-8

レース後のコメント 川田将雅騎手

素晴らしい背中をしている馬です。プラス12kgで、まだまだ成長する余地を残しているなか、2戦目より遥かに良い内容で動いてくれました。来年の春が楽しみです

2022/08/13 2歳未勝利 /馬体重:488(0)

競馬場 距離 頭数 馬番 人気 着順 馬場 タイム 上り 通過
新潟 芝1800 16 16 1 1 1:48.2 33.9 6-6

レース後のコメント 川田将雅騎手

あれが初戦なら良かったですね。2回目の競馬で勝ってくれましたが、それでもまだのんびりしていると言うか……。これから秋にさらにパワーアップしてくれるのではないかと思います。まだ伸びしろもあるでしょう。たぶん次は秋の東京になると思います

2022/06/12 2歳新馬 /馬体重:488(0)

競馬場 距離 頭数 馬番 人気 着順 馬場 タイム 上り 通過
東京 芝1800 12 7 1 2 1:50.6 33.5 10-9-7

レース後のコメント 川田将雅騎手

これも競馬と言えば競馬です。スタートからのんびりしていたというか、ペースも遅かったですからね。その中で馬が自分から動こうという感じではありませんでした。追い切りでは形を作って走りますが、競馬では走る態勢が出来ていないうちに直線に向いていました。終いは反応していましたが、勝てれば良かったのですけれどね

ダノンザタイガーと同じシーズアタイガーを母に持つ競走馬の成績一覧

春のクラシックで重要なのは完成度。

以下、ダノンザタイガーの上、兄、姉の戦績です。

期間は2歳から3歳の5月まで。

この期間中にキャリアのピークを迎えていたらシーズアタイガーの仔は仕上がりが早い傾向にあるといえます。

ティグラーシャ 牝 (父:ディープインパクト)の指定期間内の成績

年月日 レース名 競馬場 距離 騎手名 人気 着順 タイム 上り
2018/12/09 2歳新馬 阪神 芝1800 C.デムーロ 1 1 1:48.8 34.7
2019/02/16 つばき賞(500万下) 京都 芝1800 北村友一 4 6 1:48.2 36.8

パーラーギター 牝 (父:ディープインパクト)の指定期間内の成績

年月日 レース名 競馬場 距離 騎手名 人気 着順 タイム 上り
2021/12/19 2歳新馬 阪神 芝2000 吉田隼人 4 8 2:07.7 36.5
2022/03/26 3歳未勝利 阪神 芝2000 福永祐一 10 15 2:07.7 39.7
2022/05/29 3歳未勝利 新潟 ダ1800 西村淳也 7 5 1:56.7 39.3

種牡馬ハーツクライ産駒の日本ダービーにおける実績

ハーツクライ産駒の日本ダービーの出走回数は、16回。

結果は【1-2-0-13】

※集計期間は2015年以降

実績と内訳

集計期間におけるハーツクライ産駒の実績の内訳は以下の通りです。

年月日 馬名 人気 着順 騎手 調教師
2022/05/29 ダノンベルーガ 1 4 川田将雅 堀宣行
2022/05/29 マテンロウレオ 18 13 横山和生 昆貢
2022/05/29 ドウデュース 3 1 武豊 友道康夫
2021/05/30 グラティアス 10 8 松山弘平 加藤征弘
2021/05/30 ヴィクティファルス 14 14 池添謙一 池添学
2020/05/31 マイラプソディ 11 9 横山典弘 友道康夫
2020/05/31 ワーケア 3 8 C.ルメール 手塚貴久
2020/05/31 サリオス 2 2 D.レーン 堀宣行
2019/05/26 シュヴァルツリーゼ 9 16 石橋脩 堀宣行
2018/05/27 タイムフライヤー 14 11 内田博幸 松田国英
2018/05/27 アドマイヤアルバ 17 9 丸山元気 須貝尚介
2018/05/27 グレイル 9 14 岩田康誠 野中賢二
2018/05/27 ゴーフォザサミット 7 7 蛯名正義 藤沢和雄
2017/05/28 マイスタイル 14 4 横山典弘 昆貢
2017/05/28 スワーヴリチャード 3 2 四位洋文 庄野靖志
2015/05/31 ベルラップ 14 15 三浦皇成 須貝尚介

BMS Tale of the Catの日本ダービーにおける実績

Tale of the CatをBMSに持つ馬が日本ダービーに出走した履歴はありません

※集計期間は2015年以降

川田将雅騎手の日本ダービーにおける実績

世代の頂点を決めるレースですから同レースにおける鞍上の実績は重要です。

ダノンザタイガーの直近の出走予定のレースに騎乗予定の騎手が主戦ジョッキーであると仮定して、川田将雅騎手のダービーにおける実績を集計しました。

※集計期間は2015年以降

実績と内訳

集計期間における川田将雅騎手の実績は日本ダービーに8回騎乗して結果は【1-0-1-6】

内訳は以下の通りです。

年月日 馬名 調教師 人気 着順
2022/05/29 ダノンベルーガ ハーツクライ 堀宣行 1 4
2021/05/30 ヨーホーレイク ディープインパクト 友道康夫 6 7
2020/05/31 ガロアクリーク キンシャサノキセキ 上原博之 7 6
2019/05/26 ヴェロックス ジャスタウェイ 中内田充正 2 3
2018/05/27 ダノンプレミアム ディープインパクト 中内田充正 1 6
2017/05/28 サトノアーサー ディープインパクト 池江泰寿 5 10
2016/05/29 マカヒキ ディープインパクト 友道康夫 3 1
2015/05/31 レーヴミストラル キングカメハメハ 松田博資 4 9

国枝栄調教師の日本ダービーにおける実績

国枝栄調教師の管理馬が日本ダービーに出走した回数は、6回。

騎乗して結果は【0-0-1-5】

※集計期間は2015年以降

実績と内訳

集計期間における産駒の実績の内訳は以下の通りです。

年月日 馬名 人気 着順 騎手名
2021/05/30 サトノレイナス 2 5 C.ルメール
2020/05/31 サトノフラッグ 4 11 武豊
2018/05/27 オウケンムーン 15 15 北村宏司
2018/05/27 コズミックフォース 16 3 石橋脩
2016/05/29 プロディガルサン 11 10 田辺裕信
2015/05/31 タンタアレグリア 7 7 蛯名正義

ダノックスの日本ダービーにおける実績

ダノックスの所有馬の出走回数は、4回。

結果は【0-1-0-3】

※集計期間は2015年以降

実績と内訳

集計期間における産駒の実績の内訳は以下の通りです。

年月日 馬名 調教師 人気 着順
2022/05/29 ダノンベルーガ ハーツクライ 堀宣行 1 4
2019/05/26 ダノンキングリー ディープインパクト 萩原清 3 2
2018/05/27 ダノンプレミアム ディープインパクト 中内田充正 1 6
2015/05/31 ダノンメジャー ダイワメジャー 橋口弘次郎 13 11

Posted by keiba-stats