ノースブリッジの血統、距離適性を分析する
天皇賞(秋)(G1)への出走を予定しているノースブリッジ。
父はモーリス、BMS(母の父)はアドマイヤムーンですが、
3歳の夏以降にもなれば、血統云々に関係なく個体としての距離適性がより明確になってきます。
同世代限定の競争ではなく完成されたトップレベルの3歳・古馬との対戦で好走するには得意な条件であることが求められます。
集計期間は2015年以降のJRAの主催競走の成績のみに限っています。※地方・海外の成績は含みません。この記事では天皇賞(秋)(G1)に出走を予定している
ノースブリッジの重賞競走における実績
レース後のコメント
脚質、距離や馬場適性に関する集計
ノースブリッジの父であるモーリス産駒の天皇賞(秋)(G1)における実績
騎乗予定の岩田康誠騎手、管理する奥村武調教師の天皇賞(秋)(G1)における実績
を記載しています
主要なレース後の騎手や関係者のコメントを見れば、ノースブリッジの距離や脚質、重馬場などへの適性やその他のポテンシャルも掴めるはずです。
ノースブリッジの重賞競走における実績
以下のデータ集計はG3以上の条件におけるノースブリッジの成績と内訳です。
騎手や関係者のレース後のコメントが拾えているものに関してはレース結果に追記しています。
実績と内訳
2023/09/24 産経賞オールカマー(G2) /馬体重:500(+12)
レース後のコメント 岩田康誠騎手
今日は攻めた結果です。休み明けの分はあったかもしれません。ここを使ってどう変わってくるかですね。
2023/04/02 大阪杯(G1) /馬体重:488(-8)
レース後のコメント 岩田康誠騎手
完璧に折り合いもついていました。GIIとGIの壁なのか……。もっと激しい脚が必要なのか……。まだ始まったところなので(この馬に関して)批判することはありません。
2023/01/22 アメリカジョッキーC(G2) /馬体重:496(+4)
レース後のコメント 岩田康誠騎手
奥村調教師が在厩調整という稀なことをやって結果が出たのが良かったです。去年の天皇賞・秋の敗戦から心機一転、AJCCで勝利できたのは、この馬にとって一歩踏み出せましたし、GIに届くようなレースができたと思います。道中はなだめながら行きました。中山2200mという難関なコースで向正面で動きがありましたが、この馬が冷静でいてくれました。ラスト3ハロンぐらいから進路を見つけてファイトしてくれました。奥村厩舎にはお世話になっているので、恩返しするのが使命でした。これからもGIの舞台に行って勝利できるようなパフォーマンスを見せたいです。
2022/10/30 天皇賞(秋)(G1) /馬体重:492(-2)
レース後のコメント 岩田康誠騎手
ゲートを出てから少し強引にポジションを取りにいったが、力みなく運べました。G1でそれなりの格好はつけられた。この馬の成長に期待したい
2022/10/09 毎日王冠(G2) /馬体重:494(+2)
レース後のコメント 岩田康誠騎手
枠順も良かったですし、状態も良かったです。ゲートの一瞬のことで・・・。紙一重ですね。難しいです。それでもGI馬相手によく食い下がって走ってくれました
関係者のコメント
出遅れてしまった。最高の状態だったけど、ゲートの一瞬の差でこういうレースになってしまった。ただ、以前はこの形になるとだめだったが、今日は食らいついて5着にきてくれた。まだ良くなってくるし、G1馬との差は縮まっている
2022/06/12 エプソムC(G3) /馬体重:492(-4)
レース後のコメント 岩田康誠騎手
重賞でどこまでやれるのか、やれなければいけないと思っていましたが、勝てて良かったです。ゲートをクリアしながら順調に来ていますし、掛かるところも我慢できていました。渋太く脚を使うところも生かせたと思います。落ち着いて自在性も出てきましたし、人とのやり取りができるようになってきました。1800m~2000mがベストだと思います。今後どこを目標にするかは、馬に合わせて柔軟に考えたいと思います
関係者のコメント
向正面、3~4コーナーと随所で我慢も利いて、直線半ばまで馬なりで行けました。いつもの癖で遊んでフラフラして、ゴール前で邪魔をしてしまうところもありましたが、奥の深い馬です。一週前の感触では調子がどうかと思いましたが、その後の一週間で厩舎の力を見せてくれました。今日は長い直線も食いしばって頑張ってくれましたし、これから一緒に上を目指せる馬です
2021/09/20 朝日セントライト記念(G2) /馬体重:492(-2)
2021/07/04 ラジオNIKKEI賞(G3) /馬体重:494(+14)
レース後のコメント 岩田康誠騎手
想定通りハナへ行けました。自分のペースで競馬が出来ましたが、反応が鈍いところがありました。それでも重賞で3着ですから力は示してくれました
2021/05/01 テレビ東京杯青葉賞(G2) /馬体重:480(0)
レース後のコメント 横山和生騎手
2400メートルは長い感じがした。ベストは1600~1800メートルで、右回りの方がいいかも。
ノースブリッジの脚質、距離適性に関する集計データ
集計は過去一年の国内における競走成績のみを対象としています。
馬場コンディション別実績
馬場コンディション別の戦績は以下のとおり。
競馬場距離別実績
過去一年間、出走した競馬場、距離別の戦績です。
4コーナーのポジション別実績
競走において最終コーナーのポジションは重要です。
便宜上、ポジションに4つの区分を設けて、区分別に実績を明記しています。
すべての区分で戦績が安定していれば、脚質的に自在性が高い馬といえるでしょうし、偏りがあれば脚質や得意な展開を特定するのに役立つかもしれません。
1-4番手以内の実績
実績は3回
結果は【1-0-0-2】
獲得賞金の合計は ¥62,980,000
5-8番手以内の実績
実績は1回
結果は【0-0-0-1】
獲得賞金の合計は ¥0
9-12番手以内の実績はありません。
13-18番手以内の実績はありません。
種牡馬モーリスの天皇賞(秋)(G1)における実績
モーリス産駒の天皇賞(秋)(G1)の出走回数は、2回。
結果は【0-0-0-2】
※集計期間は2015年以降
実績と内訳
集計期間におけるモーリス産駒の実績の内訳は以下の通りです。
岩田康誠騎手の天皇賞(秋)(G1)における実績
G1レースなので同レースにおける鞍上の実績は重要です。
ノースブリッジの直近のレースに騎乗した騎手が主戦ジョッキーであると仮定して、岩田康誠騎手の天皇賞(秋)(G1)における実績を集計しました。
実績と内訳
集計期間における岩田康誠騎手の実績は天皇賞(秋)(G1)に7回騎乗して結果は【0 – 0 – 1 – 6】
内訳は以下の通りです。
奥村武調教師の天皇賞(秋)(G1)における実績
奥村武調教師の管理馬が天皇賞(秋)(G1)に出走した回数は、1回。
結果は【0-0-0-1】
実績と内訳
集計期間における産駒の実績の内訳は以下の通りです。