ウールデュボヌールの血統、距離適性を分析する

ウールデュボヌールのデビューは2023年08月20日。

札幌競馬場の芝2000m。

2人気で1着でした。

父はキタサンブラック。

ちなみに直近7年の日本ダービー馬のデビュー戦は芝1800m以上。

いずれも勝ち上がっています。

同世代のみで行われる2歳から3歳春にかけてのG1戦線においては完成度が特に重要。

この記事では、

  • ウールデュボヌールの父であるキタサンブラック産駒
  • BMSであるハービンジャー
  • 主戦騎手であるC.ルメール騎手
  • 管理する須貝尚介調教師
  • 所有するG1レーシングオーナー

の日本ダービーにおける実績や、先にデビューしているウールデュボヌールの上(兄姉)の実績、

ウールデュボヌールが出走したレース後のコメントなどを記載しています。

レース後のコメントをみれば、ウールデュボヌールの気性や距離適性、現時点での仕上がりなどがある程度わかるのではないかと思います。

ウールデュボヌールが出走したレース後のコメント

2023/09/02 札幌2歳S(G3) /馬体重:478(-4)

競馬場 距離 頭数 馬番 人気 着順 馬場 タイム 上り 通過
札幌 芝1800 10 6 5 9 1:53.8 38.6 9-8-10-9

レース後のコメント C.ルメール騎手

もっと距離が欲しいです。この馬場で、スタートからハミをとって行きませんでした

2023/08/20 2歳新馬 /馬体重:482(0)

競馬場 距離 頭数 馬番 人気 着順 馬場 タイム 上り 通過
札幌 芝2000 9 2 2 1 2:08.3 36.5 1-1-2-2

関係者のコメント

ヒヤヒヤしました。馬が物見をしていて、全体的に流れも遅い中で、武豊騎手の馬(センチュリボンド)にペースメーカーを譲ってという形でした。馬の元々の力もあったと思いますし、騎手の判断も良かったです。川田騎手さまさまですね。緩い馬場でもよくやってくれました。

ウールデュボヌールと同じサンクボヌールを母に持つ競走馬の成績一覧

春のクラシックで重要なのは完成度。

以下、ウールデュボヌールの上、兄、姉の戦績です。

期間は2歳から3歳の5月まで。

この期間中にキャリアのピークを迎えていたらサンクボヌールの仔は仕上がりが早い傾向にあるといえます。

ストキャスティーク 牝 (父:ゴールドシップ)の指定期間内の成績

年月日 レース名 競馬場 距離 騎手名 馬体重 人気 着順 タイム 上り
2021/08/15 2歳新馬 札幌 芝2000 団野大成 436(0) 3 3 2:03.2 36.2
2021/10/24 2歳未勝利 東京 芝2000 大野拓弥 440(+4) 4 5 2:03.1 34.7
2021/11/07 2歳未勝利 東京 芝2000 大野拓弥 444(+4) 3 6 2:03.7 34.5
2022/02/19 3歳未勝利 東京 芝2400 団野大成 448(+4) 6 1 2:28.0 34.7
2022/03/27 ミモザ賞(1勝クラス) 中山 芝2000 菱田裕二 446(-2) 5 4 2:02.9 35.7
2022/04/24 サンスポ賞フローラS(G2) 東京 芝2000 石川裕紀人 446(0) 11 10 2:01.4 33.9

サンクメダイユ 牡 (父:キズナ)の指定期間内の成績

年月日 レース名 競馬場 距離 騎手名 馬体重 人気 着順 タイム 上り
2022/10/09 2歳新馬 東京 ダ1600 戸崎圭太 476(0) 7 16 1:45.6 39.2
2022/12/17 2歳未勝利 中山 ダ1800 柴山雄一 476(0) 11 7 1:56.4 39.6
2023/01/14 3歳未勝利 中山 ダ1800 大野拓弥 476(0) 6 6 1:56.7 39.1
2023/02/12 3歳未勝利 東京 ダ2100 菅原明良 476(0) 6 5 2:11.8 37.4
2023/05/20 3歳未勝利 東京 ダ2100 大野拓弥 474(-2) 5 4 2:12.5 37.1

種牡馬キタサンブラック産駒の日本ダービーにおける実績

キタサンブラック産駒の日本ダービーの出走回数は、3回。

結果は【0-2-0-1】

※集計期間は2015年以降

実績と内訳

集計期間におけるキタサンブラック産駒の実績の内訳は以下の通りです。

年月日 馬名 人気 着順 騎手 調教師
2023/05/28 スキルヴィング 2 17 C.ルメール 木村哲也
2023/05/28 ソールオリエンス 1 2 横山武史 手塚貴久
2022/05/29 イクイノックス 2 2 C.ルメール 木村哲也

BMS ハービンジャーの日本ダービーにおける実績

BMSにハービンジャーを持つ馬の日本ダービーの出走回数は、2回。

結果は【0-0-0-2】

※集計期間は2015年以降

実績と内訳

集計期間におけるBSMにハービンジャーを持つ馬の実績の内訳は以下の通りです。

年月日 馬名 人気 着順 騎手 調教師
2023/05/28 ベラジオオペラ ロードカナロア 9 4 横山和生 上村洋行
2021/05/30 バジオウ ルーラーシップ 15 9 大野拓弥 田中博康

C.ルメール騎手の日本ダービーにおける実績

世代の頂点を決めるレースですから同レースにおける鞍上の実績は重要です。

ウールデュボヌールの直近の出走予定のレースに騎乗予定の騎手が主戦ジョッキーであると仮定して、C.ルメール騎手のダービーにおける実績を集計しました。

※集計期間は2015年以降

実績と内訳

集計期間におけるC.ルメール騎手の実績は日本ダービーに8回騎乗して結果は【1-2-1-4】

内訳は以下の通りです。

年月日 馬名 調教師 人気 着順
2023/05/28 スキルヴィング キタサンブラック 木村哲也 2 17
2022/05/29 イクイノックス キタサンブラック 木村哲也 2 2
2021/05/30 サトノレイナス ディープインパクト 国枝栄 2 5
2020/05/31 ワーケア ハーツクライ 手塚貴久 3 8
2018/05/27 ステルヴィオ ロードカナロア 木村哲也 6 8
2017/05/28 レイデオロ キングカメハメハ 藤沢和雄 2 1
2016/05/29 サトノダイヤモンド ディープインパクト 池江泰寿 2 2
2015/05/31 サトノクラウン Marju 堀宣行 3 3

須貝尚介調教師の日本ダービーにおける実績

須貝尚介調教師の管理馬が日本ダービーに出走した回数は、7回。

騎乗して結果は【0-0-1-6】

※集計期間は2015年以降

実績と内訳

集計期間における産駒の実績の内訳は以下の通りです。

年月日 馬名 人気 着順 騎手名
2023/05/28 ショウナンバシット 11 16 M.デムーロ
2023/05/28 フリームファクシ 12 10 吉田隼人
2021/05/30 ステラヴェローチェ 9 3 吉田隼人
2019/05/26 アドマイヤジャスタ 4 18 M.デムーロ
2018/05/27 アドマイヤアルバ 17 9 丸山元気
2016/05/29 イモータル 15 15 石川裕紀人
2015/05/31 ベルラップ 14 15 三浦皇成

G1レーシングオーナーの日本ダービーにおける実績

G1レーシングオーナーの所有馬の出走回数は、3回。

結果は【0-0-0-3】

※集計期間は2015年以降

実績と内訳

集計期間における産駒の実績の内訳は以下の通りです。

年月日 馬名 調教師 人気 着順
2021/05/30 ヴィクティファルス ハーツクライ 池添学 14 14
2017/05/28 ペルシアンナイト ハービンジャー 池江泰寿 6 7
2015/05/31 タンタアレグリア ゼンノロブロイ 国枝栄 7 7

Posted by keiba-stats