ウィルソンテソーロの血統、距離適性を分析する
2024/02/18、 東京の11R、フェブラリーS(G1)(ダ1600m)への出走を予定しているウィルソンテソーロ。
父はキタサンブラック、BMS(母の父)はUncle Moですが、
3歳の夏以降にもなれば、血統云々に関係なく個体としての距離適性がより明確になってきます。
同世代限定の競争ではなく完成された3歳・古馬との対戦で好走するには得意な条件であることが求められます。
集計対象のデータはJRAの主催競走の成績のみに限っています。※地方・海外の成績は含みません。この記事ではフェブラリーS(G1)に出走を予定している
ウィルソンテソーロの実績
レース後のコメント
ウィルソンテソーロの父であるキタサンブラック産駒の東京のダ1600mにおける実績
騎乗予定の松山弘平騎手の東京のダ1600mにおける実績
を記載しています
主要なレース後の騎手や関係者のコメントを見れば、ウィルソンテソーロの距離や脚質、重馬場などへの適性やその他のポテンシャルも掴めるはずです。
パフォーマンスの参考のため、同日に行われた同一条件のレースがあれば、そのレースの時計も記載しています。
ウィルソンテソーロの競走成績
以下のデータ集計は1勝クラス以上の条件におけるウィルソンテソーロの成績と内訳です。
騎手や関係者のレース後のコメントが拾えているものに関してはレース結果に追記しています。
※ウィルソンテソーロの競走成績については、2022/02/12以降のデータで集計しています。
※新馬、未勝利戦の戦績は集計に含んでいません。
実績と内訳
2023/12/29 東京大賞典競走(G1) /馬体重:487(+5)
レース後のコメント 原優介騎手
逃げる予定はなかったのですが、ミックファイアがゲートで突進していましたし、他に誰も行かなかったので、ならば行かせていただこうと思いました。ハナに行っても、息の入れ方は抜群でしたし、センスの良さを見せてくれました。逃げなくても問題ないですし、(大井の)砂も今回はこなしてくれて、良い競馬ができました。勝った馬が強かった、それに尽きます。しかし馬は頑張ってくれました。
レースのタイム/ラップ
2023/12/03 チャンピオンズC(G1) /馬体重:482(-4)
レース後のコメント 原優介騎手
スタートでの態勢が悪く出遅れてしまい、差すしかないと切り替えました。展開的に馬場傾向と噛み合っていましたが、出して行くのにモタついてしまいました。差せる脚はありましたが、惜しいところで逃げ切られてしまいました。
レースのタイム/ラップ
2023/12/03 中京競馬場で行われた同一条件のレースのタイム
2023/11/03 第23回JBCクラシック(G1) /馬体重:486(-2)
レース後のコメント 菅原明良騎手
スタートはしっかり出て、良い位置で運べて、道中はリラックスしていました。3、4コーナーの勝負どころでペースが上がってからついていけなくなり、そのままでした。
レースのタイム/ラップ
2023/09/26 第43回白山大賞典(G3) /馬体重:488(+3)
レース後のコメント 川田将雅騎手
無事に終わって何よりです。気持ちが前向きな馬ですから、そこをこちらが少しコントロールしながら、自分のリズムを守りながらの道中でした。少し具合的にもう一つよくなるような状態でレースを迎えていましたので、そのぶん、最後は苦しくなるだろうなと想像した通りの内容でしたが、それでもしっかりと勝ち切れるレースを組み立てていきました。具合的にはもう一つ、いい状態で次へ迎えると思います。