ギルデッドミラーの血統、距離適性を分析する
フェブラリーS(G1)への出走を予定しているギルデッドミラー。
父はオルフェーヴル、BMS(母の父)はTiznowですが、
3歳の夏以降にもなれば、血統云々に関係なく個体としての距離適性がより明確になってきます。
同世代限定の競争ではなく完成されたトップレベルの3歳・古馬との対戦で好走するには得意な条件であることが求められます。
集計期間は2015年以降のJRAの主催競走の成績のみに限っています。※地方・海外の成績は含みません。この記事ではフェブラリーS(G1)に出走を予定している
ギルデッドミラーの重賞競走における実績
レース後のコメント
脚質、距離や馬場適性に関する集計
ギルデッドミラーの父であるオルフェーヴル産駒のフェブラリーS(G1)における実績
騎乗予定の三浦皇成騎手、管理する松永幹夫調教師のフェブラリーS(G1)における実績
を記載しています
主要なレース後の騎手や関係者のコメントを見れば、ギルデッドミラーの距離や脚質、重馬場などへの適性やその他のポテンシャルも掴めるはずです。
ギルデッドミラーの重賞競走における実績
以下のデータ集計はG3以上の条件におけるギルデッドミラーの成績と内訳です。
騎手や関係者のレース後のコメントが拾えているものに関してはレース結果に追記しています。
実績と内訳
2023/01/29 根岸S(G3) /馬体重:496(+6)
レース後のコメント 三浦皇成騎手
初めてのダートスタートで気をつけましたが滑らせてしまいました。ただリカバーでき、追い出しての反応も素晴らしかったです。差し切れるかと思いましたが、1400mだと相手にもう一脚使われてしまいます。マイルならもっと良くなると思いますし、次に向けて良い形で前哨戦を終える事ができました。ただ勝てませんでしたから、応援してくれたファンには申し訳なかったです。
2022/11/12 東京中日S杯武蔵野S(G3) /馬体重:490(-6)
レース後のコメント 三浦皇成騎手
ゴールした後、どっちが勝ったかわからない形でしたけど、本当に率直に、最後、1番苦しいところをもうひと伸びしてくれたなと、馬に感謝しかありません。どうしてもレモンポップの後ろだけはキープしたいという、皆そうだと思いますが、あの馬を目標にというのは決めていた事でした。位置を取りに行ったぶん、折り合いを欠くところがありましたが、すぐ我慢してくれて、そこに関しては、この馬に色々携わってくれた方々のおかげだと思います。僕はダートに変わってからしか乗っていないので比較はできませんが、初めてダートで跨った時から、これは一つ違うなという気持ちがありました。こんなに早く重賞を勝てて良かったと思っています。この先も楽しみですが、まずは無事に行ってほしいと思います
関係者のコメント
状態も良かったですし、相手が強いなか、どこまでやれるかなと思いましたが、ジョッキーが上手く乗ってくれました。前半はそんなに流れが速くなかったのでどうなるかと思いましたが、途中からペースが上がってこの馬の脚が生きるような流れになりました。普段の調教から難しいところがあったのですが、その辺りのコントロールが年齢を重ねて、やっと上手く出来るようになりました。その辺りは大きいと思います。今日も賞金順が16番目での出走でしたし、ここで賞金を加算できたのは大きいです。今後に関してはオーナーとも相談して、これからですね
2022/05/14 京王杯スプリングC(G2) /馬体重:486(+2)
2022/04/02 ダービー卿チャレンジ(G3) /馬体重:484(-10)
レース後のコメント 石橋脩騎手
馬の雰囲気は良かったです。内の枠からある程度出していきました。最後力んでいましたが、途中から落ち着いて走っていました。最後は内を捌いていきましたが、馬場的には外の馬に有利でした。よく頑張っています
2022/02/19 京都牝馬S(G3) /馬体重:494(+8)
レース後のコメント 福永祐一騎手
直線も含めてゴチャつくところがあって、上手く誘導することが出来ませんでした
2021/12/18 ターコイズS(G3) /馬体重:486(-2)
レース後のコメント 戸崎圭太騎手
外枠でしたがペースが流れてリズム良く走ってくれました
2021/10/30 MBS賞スワンS(G2) /馬体重:488(-2)
2021/04/10 サンスポ杯阪神牝馬S(G2) /馬体重:480(+2)
2021/02/20 京都牝馬S(G3) /馬体重:478(+4)
2020/07/19 トヨタ賞中京記念(G3) /馬体重:478(+10)
2020/05/10 NHKマイルC(G1) /馬体重:468(0)
レース後のコメント 福永祐一騎手
狙った感じの競馬はできましたが、ペースが遅かったです。そうした中でも、よく差し込んで来ています。2走前にクリアできたことを覚えていて、ペースが遅い中でも上手く立ち回ってくれています。これからもっと良くなるでしょうから、来年のヴィクトリアマイルが楽しみです。
2020/04/18 アーリントンC(G3) /馬体重:468(-2)
ギルデッドミラーの脚質、距離適性に関する集計データ
集計は過去一年の国内における競走成績のみを対象としています。
馬場コンディション別実績
馬場コンディション別の戦績は以下のとおり。
競馬場距離別実績
過去一年間、出走した競馬場、距離別の戦績です。
4コーナーのポジション別実績
競走において最終コーナーのポジションは重要です。
便宜上、ポジションに4つの区分を設けて、区分別に実績を明記しています。
すべての区分で戦績が安定していれば、脚質的に自在性が高い馬といえるでしょうし、偏りがあれば脚質や得意な展開を特定するのに役立つかもしれません。
1-4番手以内の実績はありません。
5-8番手以内の実績
実績は4回
結果は【2-1-0-1】
獲得賞金の合計は ¥76,413,000
9-12番手以内の実績
実績は3回
結果は【0-1-0-2】
獲得賞金の合計は ¥16,162,000
13-18番手以内の実績はありません。
種牡馬オルフェーヴルのフェブラリーS(G1)における実績
オルフェーヴル産駒のフェブラリーS(G1)の出走回数は、1回。
結果は【0-0-0-1】
※集計期間は2015年以降
実績と内訳
集計期間におけるオルフェーヴル産駒の実績の内訳は以下の通りです。
三浦皇成騎手のフェブラリーS(G1)における実績
G1レースなので同レースにおける鞍上の実績は重要です。
ギルデッドミラーの直近のレースに騎乗した騎手が主戦ジョッキーであると仮定して、三浦皇成騎手のフェブラリーS(G1)における実績を集計しました。
実績と内訳
集計期間における三浦皇成騎手の実績はフェブラリーS(G1)に4回騎乗して結果は【0 – 0 – 1 – 3】
内訳は以下の通りです。
松永幹夫調教師のフェブラリーS(G1)における実績
松永幹夫調教師の管理馬がフェブラリーS(G1)に出走した回数は、1回。
結果は【0-0-0-1】
実績と内訳
集計期間における産駒の実績の内訳は以下の通りです。