アスクビクターモアの血統、距離適性を分析する
宝塚記念(G1)への出走を予定しているアスクビクターモア。
父はディープインパクト、BMS(母の父)はRainbow Questですが、
3歳の夏以降にもなれば、血統云々に関係なく個体としての距離適性がより明確になってきます。
同世代限定の競争ではなく完成されたトップレベルの3歳・古馬との対戦で好走するには得意な条件であることが求められます。
集計期間は2015年以降のJRAの主催競走の成績のみに限っています。※地方・海外の成績は含みません。この記事では宝塚記念(G1)に出走を予定している
アスクビクターモアの重賞競走における実績
レース後のコメント
脚質、距離や馬場適性に関する集計
アスクビクターモアの父であるディープインパクト産駒の宝塚記念(G1)における実績
騎乗予定の横山武騎手、管理する田村康仁調教師の宝塚記念(G1)における実績
を記載しています
主要なレース後の騎手や関係者のコメントを見れば、アスクビクターモアの距離や脚質、重馬場などへの適性やその他のポテンシャルも掴めるはずです。
アスクビクターモアの重賞競走における実績
以下のデータ集計はG3以上の条件におけるアスクビクターモアの成績と内訳です。
騎手や関係者のレース後のコメントが拾えているものに関してはレース結果に追記しています。
実績と内訳
2023/04/30 天皇賞(春)(G1) /馬体重:482(0)
レース後のコメント 横山武史騎手
スタートが思ったよりも出てくれず、巻き返す形になったぶん、道中は噛むところがありました。タイトルホルダーの後ろにつけて、他の馬がつぶしに行ったところをすくえれば、という算段でしたが、アクシデントもあり、アスクビクターモアの長所を活かしきれませんでした。
2023/03/25 日経賞(G2) /馬体重:482(+6)
レース後のコメント 田辺裕信騎手
ゲートが開く前に突進して、出負けしてしまいました。平常心を保つことができませんでした。今日の馬場を考えて、外めを走らせたくなかったです。それにしても、伸びませんでした
2022/10/23 菊花賞(G1) /馬体重:476(0)
レース後のコメント 田辺裕信騎手
今日は目標とされる立場で、馬の力を信じて自分で動かしていったので、よく凌ぎ切ってくれました。抑え込むよりもマイペースでいたいと思い、ついていくにしては速いペースでしたが、馬が力まないように気をつけて走りました。日本ダービーのときもそうでしたが、瞬発力勝負というよりは持久力勝負に分がある馬だと思っているので、(勝負どころでは)そろそろ行っても凌げるのではないかと思って動いていきました。自分からポジションを取って自分から勝ちに行ったので、最後は脚が上がり気味でしたが、何とか凌いでくれないかという思いでした。(勝ったかは)分からなかったです。まだ若い馬ですし、これから強い相手と戦うことも多々あると思うので、まだまだパワーアップして、もっともっとGIを勝ってほしいです
2022/09/19 朝日セントライト記念(G2) /馬体重:476(+4)
レース後のコメント 田辺裕信騎手
目標にされたようでした。道中不利はなかったですし、ここはあっさりと勝ちたかったです。レースは良い感じで運べたのですが……
2022/05/29 東京優駿(G1) /馬体重:472(-2)
レース後のコメント 田辺裕信騎手
皐月賞の敗因を分析して、イメージを組み立てました。キレ味勝負では分が悪いので、ある程度の位置で積極的に運んでいきました。直線もまだ余力があると思いましたが、坂を上がって差されてしまいました。ただ毎回成長を感じているし、悲観する内容ではなかったと思います
2022/04/17 皐月賞(G1) /馬体重:474(0)
レース後のコメント 田辺裕信騎手
デシエルトが逃げると思っていたのですが、ゲートを出たら(デジエルトが)いなかったので、自分で行きました。田村調教師とも逃げることを考えているという話はしていました。良い流れは作れたと思います。弥生賞よりメンバーが強くなって、その中でもう少しというところでゴールしてくれました。この馬も能力のあるところを確認することができました。上積みはあると思いますし、次に向けて今日の競馬を生かしたいです
2022/03/06 報知弥生ディープ記念(G2) /馬体重:474(-4)
レース後のコメント 田辺裕信騎手
先行馬がやりあってペースが流れるかと思っていましたが、隊列が決まるのが早く、スローペースになりそうだったので、かかる面はありますが位置を取りに行きました。道中はかかりながらも脚を溜められ、手応え良く直線を向いて、強い馬がジリジリと迫る気配は感じていましたが、ゴールまでしのげそうだという感じでした。身体能力が高いので、メンタル面が落ち着いてくるとなお良いと思います。賞金も加算でき、大きいレースにも出られると思いますし、まだまだ成長する余地もありますから楽しみです
関係者のコメント
ジョッキーには、引っ掛かることがわかっていましたが、消極的な競馬はしない方が良いと話していました。とにかく思い切ってと話し、出して行った分かかりましたが、位置取りが後ろになるのは嫌でした。ギリギリ我慢してくれましたが、本当にやんちゃな馬です。闘争心があって積極的で、荒削りだけど魅力的な馬です。体も緩く、まだ出来ていない中でこれだけやれるのですから、期待を抱かせてくれる馬です。体は緩いのですが、エンジンはずば抜けていて、心肺機能はすごく良いものがあります。このレースは狙っていましたし、すごく良い感じで仕上がっていましたから、結果が出て良かったです
アスクビクターモアの脚質、距離適性に関する集計データ
集計は過去一年の国内における競走成績のみを対象としています。
馬場コンディション別実績
馬場コンディション別の戦績は以下のとおり。
競馬場距離別実績
過去一年間、出走した競馬場、距離別の戦績です。
4コーナーのポジション別実績
競走において最終コーナーのポジションは重要です。
便宜上、ポジションに4つの区分を設けて、区分別に実績を明記しています。
すべての区分で戦績が安定していれば、脚質的に自在性が高い馬といえるでしょうし、偏りがあれば脚質や得意な展開を特定するのに役立つかもしれません。
1-4番手以内の実績
実績は2回
結果は【1-1-0-0】
獲得賞金の合計は ¥202,913,000
5-8番手以内の実績
実績は1回
結果は【0-0-0-1】
獲得賞金の合計は ¥0
9-12番手以内の実績
実績は1回
結果は【0-0-0-1】
獲得賞金の合計は ¥0
13-18番手以内の実績はありません。
種牡馬ディープインパクトの宝塚記念(G1)における実績
ディープインパクト産駒の宝塚記念(G1)の出走回数は、28回。
結果は【1-1-3-23】
※集計期間は2015年以降
実績と内訳
集計期間におけるディープインパクト産駒の実績の内訳は以下の通りです。
横山武騎手の宝塚記念(G1)における実績
G1レースなので同レースにおける鞍上の実績は重要です。
アスクビクターモアの直近のレースに騎乗した騎手が主戦ジョッキーであると仮定して、横山武騎手の宝塚記念(G1)における実績を集計しました。
集計期間における横山武騎手の 宝塚記念(G1)における実績はありませんでした。
田村康仁調教師の宝塚記念(G1)における実績
対象期間中に管理馬が宝塚記念(G1)に出走した実績はありません。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません